2008年2月11日月曜日

Dr.Beat & Kranke


今年のはじめに知り合いの方のCDが出た、バンド名は「Dr.Beat & Kranke」Dr.Beatこと伊藤知治氏は俺が昔からお世話になってる歯医者さんである。先生は本業の傍ら音楽活動をなさってらっしゃるので、レコーディングの話は5〜6年前から知っていたが、ボーカルの人選などで苦労されていた様で、今回のボーカリスト(なんと、天野shoさん!)に落ち着くまで別のボーカリストで完成まじかまで行っていた事や、なんと山口富士夫さんにもコンタクトをとろうとしていた(怖いもの知らず、いや凄いバイタリティ?)という事らしい。

去年もうじき完成するのでジャケットデザインを手伝ってくれという事で、先生のプランとかを聞きながら結局上の写真のように仕上げた。(昔のレコード風というコンセプト)
中身の方は先生のギター(ギタリストである)、shoさんのボーカル中心にフェイセズやストーンズ色プラス、ブリティッシュブルース?といったところ。プロデュースは伊藤先生のお兄さんである伊藤銀次さん、他のミュージシャンも関西ベテラン勢で固められており、知り合いの大先輩ミュージシャンも参加されている。

ただ、大変悲しいことにオルガンのボビーさんや、ベースのマーサンが発売まえに他界されてしまった。
ボビーさんは亡くなられたかなり後でその事を知り、本当にショックだった。まだ18、19の時に大人の店に出入りしてた俺にも優しくして下さって、当時オルガンを弾きながら唄ってたGreat Pretenderが気に入ってた俺が勘違い(知ったかぶり....)して「ビートルズの曲よかったです」というと「おーはっつん、ほんとはビートルズの曲違うねんで」と笑いながら教えてくれた。オルガンの前以外は優しそうに笑ってた顔しか覚えてない。
マーサンはもちろんこちらは知っているのだがほとんど面識はなく、昔エレギャンで対バンしたバンド(女性ボーカルやったと思うけどレイジーヒップではありません)でベースを弾いておられて、リハからチョットビビってた(緊張してた)俺に、「自分ええ音やなぁ」と云って下さり、むっちゃ嬉しかったのをとてもよく覚えている。
演奏以外で関わらせて頂いた初めてのCDで、時間をかけてやっと出来たアルバムであるが、音以外にもいろんな物が詰まったアルバムである。

伊藤先生のCDは
http://vividsound.co.jp/item_show.php?lid=4546266201615

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